樂音樹 第11回演奏会の特設ページ
2024.3.3 樂音樹第11回演奏会
第10回は2020年コロナ禍での無観客演奏会でした。
ようやく4年ぶりの演奏会です。
そして、作曲家・山下祐加先生をゲストにお迎えし、樂音樹にとって初めての委嘱作品を披露します。
会場も初めて。オーバード・ホールの中ホールです。
お楽しみに。
ようやく4年ぶりの演奏会です。
そして、作曲家・山下祐加先生をゲストにお迎えし、樂音樹にとって初めての委嘱作品を披露します。
会場も初めて。オーバード・ホールの中ホールです。
お楽しみに。

委嘱初演
山下祐加作曲『勇気の系譜』
プログラムと見どころ聴きどころ
■ オープニング
混声合唱曲「春に 」 作詩:和合亮一 作曲:信長貴富
■ 歌い継ぎたいJ-POP
負けないで ありがとう ひまわりの約束 星影のエール
■ 山下祐加作品集
若葉の道(合唱団イクトゥス様2018年委嘱作品)
いつでもそこに(合唱団樂音樹委嘱作品)
大空の彼方へ(ピアノ曲)
月夜/ほおずき(やちまた混声合唱団様2017委嘱作品)
うたう
■ 委嘱初演
混声合唱組曲「勇気の系譜」作詩:宮澤章二 作曲:山下祐加
混声合唱曲「春に 」 作詩:和合亮一 作曲:信長貴富
■ 歌い継ぎたいJ-POP
負けないで ありがとう ひまわりの約束 星影のエール
■ 山下祐加作品集
若葉の道(合唱団イクトゥス様2018年委嘱作品)
いつでもそこに(合唱団樂音樹委嘱作品)
大空の彼方へ(ピアノ曲)
月夜/ほおずき(やちまた混声合唱団様2017委嘱作品)
うたう
■ 委嘱初演
混声合唱組曲「勇気の系譜」作詩:宮澤章二 作曲:山下祐加
勇気、そして感謝
〜わたしたちのチャレンジ〜
4年前の第10回は無観客での演奏会でした。アンコールのつもりで歌った「春に」(信長貴富作曲)の演奏を最後に、新型コロナによって私たちの活動も停止。日本中で合唱活動の危機が長く続きました。今回はまず、その曲をオープニング曲として再演します。
また、初代常任指揮者である重松秀子(現・名誉指揮者)は、本人選曲の渾身の1曲を振ります(どの曲かはお楽しみ)。
つくりあげる わたしたちのうた
今回、樂音樹として初めての委嘱作品、そして初演に取り組みます。しかも人気作曲家、山下祐加先生の作品です。 打ち合わせが実現したのは2019年秋、東京・上野でした。 数ヶ月後に提示された詩は、宮澤章二氏の「勇気の系譜」。東日本大震災の際、テレビCMで流れていたフレーズ、 「胸の中の〈思い〉は見えないけれど、〈思いやり〉は見える」 を覚えておられる方も多いでしょう。当時、私たちの誇りを再認識させてくれた詩人こそ、今回の宮澤章二氏です。
その後山下先生が、宮澤氏の複数の詩集の中から詩を選んでくださり曲が完成したのですが、練習もままならず、初演まで随分時間がかかったことになります。
色彩豊かな山下先生の音楽によって、「言葉」がいのちを吹き込まれたかのように私たちに迫り、コロナ禍で藻掻いていた私たちを励ましてもくれました。
教師でもあった宮澤氏が若者に向けて綴ったメッセージの数々。私たちはそれを「受け取る側」でもあり、この演奏会では「伝える側」でもあると思っています。
客演ピアニストは、山下祐加先生からの信頼も厚い竹内佳代さんにお願いできました。
そして、初めてとなる、真新しいオーバードの中ホール、楽しみがいっぱい。団員一同、感謝です。
(常任指揮者 森井 淳)
〜わたしたちのチャレンジ〜
4年前の第10回は無観客での演奏会でした。アンコールのつもりで歌った「春に」(信長貴富作曲)の演奏を最後に、新型コロナによって私たちの活動も停止。日本中で合唱活動の危機が長く続きました。今回はまず、その曲をオープニング曲として再演します。
また、初代常任指揮者である重松秀子(現・名誉指揮者)は、本人選曲の渾身の1曲を振ります(どの曲かはお楽しみ)。
つくりあげる わたしたちのうた
今回、樂音樹として初めての委嘱作品、そして初演に取り組みます。しかも人気作曲家、山下祐加先生の作品です。 打ち合わせが実現したのは2019年秋、東京・上野でした。 数ヶ月後に提示された詩は、宮澤章二氏の「勇気の系譜」。東日本大震災の際、テレビCMで流れていたフレーズ、 「胸の中の〈思い〉は見えないけれど、〈思いやり〉は見える」 を覚えておられる方も多いでしょう。当時、私たちの誇りを再認識させてくれた詩人こそ、今回の宮澤章二氏です。
その後山下先生が、宮澤氏の複数の詩集の中から詩を選んでくださり曲が完成したのですが、練習もままならず、初演まで随分時間がかかったことになります。
色彩豊かな山下先生の音楽によって、「言葉」がいのちを吹き込まれたかのように私たちに迫り、コロナ禍で藻掻いていた私たちを励ましてもくれました。
教師でもあった宮澤氏が若者に向けて綴ったメッセージの数々。私たちはそれを「受け取る側」でもあり、この演奏会では「伝える側」でもあると思っています。
客演ピアニストは、山下祐加先生からの信頼も厚い竹内佳代さんにお願いできました。
そして、初めてとなる、真新しいオーバードの中ホール、楽しみがいっぱい。団員一同、感謝です。
(常任指揮者 森井 淳)
ゲスト:山下 祐加

東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。作曲を尾高惇忠、日野原秀彦の各氏に師事。
2011年、オラトリオ『李陵』を初演。2014年、混声合唱組曲『ねむりのもりのはなし』で第25回朝日作曲賞を受賞。2019年、第2回東京国際合唱コンクール(室内合唱部門)の課題曲『雪』を作曲。2020年発売のCD『山田和樹 アンセム・プロジェクト 世界の国歌』において編曲を担当。2021年、和歌山市民オペラ協会の委嘱によるオペラ『稲むらの火の物語-梧陵と海舟』を紀の国わかやま文化祭2021にて初演。(この公演は第20回佐川吉男音楽賞を受賞。)合唱曲、ピアノ曲、管楽器アンサンブル作品等が出版されている。
2011年、オラトリオ『李陵』を初演。2014年、混声合唱組曲『ねむりのもりのはなし』で第25回朝日作曲賞を受賞。2019年、第2回東京国際合唱コンクール(室内合唱部門)の課題曲『雪』を作曲。2020年発売のCD『山田和樹 アンセム・プロジェクト 世界の国歌』において編曲を担当。2021年、和歌山市民オペラ協会の委嘱によるオペラ『稲むらの火の物語-梧陵と海舟』を紀の国わかやま文化祭2021にて初演。(この公演は第20回佐川吉男音楽賞を受賞。)合唱曲、ピアノ曲、管楽器アンサンブル作品等が出版されている。
客演ピアノ:竹内 佳代

桐朋学園大学ピアノ科卒業。ピアノを大坪亮子、川島伸達、松本清、伴奏法を松本明子の各氏に師事。在学中に第3回中部ショパン学生コンクール大学生部門金賞・中日賞受賞。これまで富山・浜松・名古屋でリサイタルを開催。ソロ活動、室内楽、伴奏など幅広い演奏活動を展開。