合唱団『樂音樹』 代表 津田朋信
わたしたち樂音樹のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
ちょっと長いのですが、とある春の日の夜に、
私が団員すべての方々にお送りしたメールをそのまま転記して、
樂音樹の紹介に代えさせていただきます。
(以下転記)
… さて「樂音樹の理念」を確認いたします。
Ⅰ.歌い続けたい
Ⅱ.共に歩きたい
Ⅲ.高みを目指したい
合唱は、ひとりでは出来ません。
この富山の地で、年齢や音楽経験にこだわらず、多くの人たちと、共に音楽を通じて知り合い、
同じ楽曲の各パートを分担しながら、一つの曲として演奏を完成させる。
様々なジャンルの曲に挑戦して、その行動を続ける。
一期二年をひとつの単位とする樂音樹は、設立から四年経ち、
新しいステージと 変革点に向かっています。
団員すべての方にお願いがあります。
樂音樹は、会社や学校ではありません。
役員会、と言えども、要は手弁当・ボランティアで
この団のために、ちょっとヒトより余計に汗をかこうか、と志を持って集まって下さった方々です。
(もちろん、団の予算で飲み食いなども全くしておりません:笑)
良い音楽を造り、皆に楽しい経験をしてほしい、と願う人間の集団です。
わたしたちは、なるべく音楽の場として良い雰囲気を作ること、
そして、団員の皆様の音楽経験値や技術向上のお手伝いをすること、を主眼として活動します。
1961年のジョン・F・ケネディの有名な演説を少し変えて引用するならば、
(My fellow Americans, ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.)
樂音樹から何を得るのか、何をしてもらうか、何を期待するのか、を考えるだけでなく、
ご自分が、樂音樹のために何が出来るか、ということを考えて下さい。
自分も含めて、樂音樹団員の一人一人には、
音楽を楽しむ権利と、楽曲への親密度を向上させる義務があります。
団員の方々に一番期待する「貢献」、もっともベーシックでありがたい「効果」は、
歌により親しむこと、それぞれのレベルで結構ですが、より上手く歌うように努力していただくこと、です。
私たちは高みを目指しているのです。
練習量の少ない樂音樹ですが、
大層なことは言いませんから、練習からその次回練習まで、1度も楽譜を開かんかった〜、
1度も曲や音源を聞かんかった〜、ということは無いようにしてください。
日中や移動中や就寝前のわずかな時間でも、一人一人が、音楽に親しくしてください。
今練習している曲、これからやる曲と、ぜひ仲良くなってください。
団員の皆様が音楽とより親しく仲良くなれるよう、
パート練習や、秀子の部屋・富士子の部屋や、音源CD作成やネット上アップなど、
システムや企画や道具立てをいろいろとしつらえて工夫して、役員がお手伝いいたします。
ステージ上のライトに照らされて、多くのお客様の前で、
指揮者の表情と指先に全神経を集中して、
心を一つにして、体を燃やして、歌い手も聴き手も満足する、
素晴らしい演奏と空間・時間を実現する。
樂音樹は、それが出来る合唱団です。
共に歩きましょう。